ぱうだーおれんじ

めんへら幼女の小並感日記

柑橘系の夏物語と蝉の声

2015年08月03日 どうしようもない晴れ


今日はあたしのむかしむかしの物語
そう、3年前にも遡る
20歳になったばかりの夏のお話
お母さんからオトナになったんやから
今まで経験したことないことしなさい
そう吹き込まれた夏のお話




あたしは満点の星空のカーテンが包み隠してくれる大地の真ん中で




野原っぱうんちっちをした。



うんちっちが真っ暗闇のトンネルを夜風よりも速くくぐり抜け

あたしは大地の掌に放り出した

放り出したはずなのに大地は
まるでお母さんの暖かい優しさのように
受け止めてくれた

これが愛だと幼いあたしは右脳が判断した
そのとき左脳は明日の晩御飯の事しか考えていなかった。。

さびしいな。。



あたしはひとつだけ流れ星を見た
頭の中は紙、紙、紙
紙がないよぉぉふぇぇぇ
悠長にぼんやりと考えていた


まんまるお月様をふと見上げると


夢と現実のあいだに出会った。
運命のデスティニーだと思った。

夏の香りがたくさん詰まった
ヨモギの葉っぱ飛んできた

ヨモギのおもち食べたいなぁ。。

でもこれでお尻を拭いたらもう
お嫁に行けない
そう思うとやっぱりこれは大切にしまおうと誓った


あたしは必死に涙を流した。
涙で右手を濡らした。

ライトハンドはもうヌレヌレだ
ウォシュレットだ
そう、TOTOを超えたのだ

夏の大三角形に見守れながら
あたしはひと夏の奇跡を繰り広げた。

さびしいな。。。


お久しぶりだね
まだまだつづくよ


今日は七夕が終わってちょうど1ヶ月よりすこしはやいね

七夕の話をするよ

七夕の日は近所の天の川にザリガニ採りに行ったよ
甲殻類アレルギーだったのでかぶれたよ

織姫はブルーギル釣ってたよ
大きかったからあたしは拍手したら
織姫は
ちっ!また外来種かっ!!
って言いながら川に痰を吐いてよ

やっぱり織姫はかっこいいな。。
あたしはザリガニでかぶれただけ
さびしいな。。。

もう少しつづくよ


今日も気温は36℃超えていたよ
猛暑日だね
さびしいな。。

蝉の声が鳴り止まないよ
でも、あれは7日しか生きられない運命のですてぃにー(←すこし気に入ったよ)

土の中に何年も引き篭もってるんだよね
うらやましいな。。。

そして7日で生命を謳歌する
いったいどれだけの重みがあるのでしょうか?

1秒も無駄には出来ないと思えるなら
人間の80年より価値があるよね

誰かに飛び方や鳴き方や子孫の残し方
そのどれも教えて貰うことなく
からだに巡る細胞が劇的な7日間を与えてくれるのなら

あたしは尊敬し屈服するね

虫にも負けてると考えることが
明日になにかプラスに働くとしたら
一体なにになるのだろう?

そう考えると
夏って季節が来る度に
心が締め付けられてしまうよ

わくわくやどきどきがいつの日にか
消え去って忘れ追いやられた

それでもまた人はあたしは
夏って季節に期待をしてしまう

何か運んできてくれると信じて疑わないんだよ

明日もこの暑さがおわらない限り
夏もおわらないんだね

やっぱりさびしいな。。。


明日は27℃にならないかな?
さびしいな。。。